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アルメニアの旅2 / Noradus, Noravank, Armenia

セヴァン湖の近くにあるノラドスは、アルメニアでは一番古いといわれている村です。

ここには9世紀頃から現在までのお墓や墓碑(十字の石:ハチカル)が沢山あり、ユネスコ世界文化遺産に指定されているため、毎日沢山の観光客がバスで訪れます。

拓本作業のため、45kmは離れた宿泊地であるコンテナハウスから車で約一週間通いました。

国立エレバン美術大学の協力により、学生たち対象の拓本ワークショップを開催しました。

昨年大学では拓本の道具となるタンポづくりのワークショップしましたが、その時の生徒もおりました。「和紙とは何の素材でできているのか?」「どこで和紙が手にはいるのか?」「またやってみたい」「フェイスブックやってますか?」などなど、N組スタッフも交流しました。皆は拓本を各自一枚ずつ採り、喜んで持ち帰りました。アルメニアには桑科の植物も沢山あるし、水も豊富だし、「アルメニア産の紙ができるのではないか?」とN組は望んでいます。

ちょうど、ロシアのサンペータスブルグからも十数名の学生たちが訪問中で、スケッチ旅行を楽しんでいました。

キオスクのおあばさんや羊の毛から自分たちで手袋や帽子などをつくり売っている女性たちなど地元の住民の方々とも親しくなりました。言葉は通じないけど、気持ちは通じたようです。観光客に取り囲まれ、私たちは質問ぜめ...有名人のようにカメラで撮影されました(笑)。

アルメニアにやって来る観光客で一番多い国はイタリア人で、次はフランス人、ドイツ人と続くそうです。滞在中には一組の日本人の夫婦にも出会いました。アルメニア映画監督の巨匠パラジャーノフの大ファンとのこと。アルメニアには手付かずの大自然に魅せられて来られる人も多いそうです。

他には観光地として一番有名な修道院の一つのノラバンク(Noravank)で拓本を採取しました。来年(2015年)には文化庁の企画のもとに首都エレバンの美術館で拓本の展覧会が行なわれます。日本ではアルメニア大使館やアルメニア友好協会の協力のもと、来年春に東京又は横浜で展覧会が開催される予定です。

詳細は、またN組のHPでお知らせいたします♪

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