版画工房N組のスタッフはアルメニアの拓本プロジェクト実施後に、休養のためウィーン近郊に一週間滞在しました。ウィーンのアルベルティーナ美術館のジョアン・ミロ展は感動的でした。ちなみにここは版画や素描コレクションで有名です。長岡先生の銅版画もコレクションされています。
ウィーン郊外に住む長岡先生の友人ブロートナー(パン屋さんの意味)夫妻宅で、私たちの歓迎パーティーをしてくださった機会に、版画工房N組の作品を皆さんにご披露しました。
ブロートナーさん宅には絵画や彫刻、陶芸などの沢山のコレクションが集められています。
N組の活動や考え方に賛同してくださり、早速N組版画数点も彼らのコレクションに納まりました。同席したベルリンから来た心理学者も競うように購入してくれました。「これは友へ、これは私に」「これはどんな額がいいかな?」などなど言いながら、楽しんで選んでくださいました。
日本ではイマイチ反応が少ない??N組版画作品ですが、初めての国外でのN組版画のプレゼンでしたが、彼らの芸術に対する懐の深さに感動しました。
御年80歳のご主人のブロートナーさんのひと言
「絵画や音楽がなかったら、なんと人生はつまらないものよ!」
N組も大賛成!!